医療保険
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医療保険というのは、一般的に病気になった時にもらえる保険のことをいいます。ここでは、医療保険の説明と使い方を教えます。
まずは医療保険の内容についてです。一般的に医療保険といいますと、病気で入院したら1日あたり○○千円をもらえて、手術した時には○○万円もらえるというのが一般的です。この入院1日あたりにもらえる保険金と、入院何日間までもらえるかにより、保険料は大きく変わってきます。さらに今、どこの保険会社もさまざまな特色を出しています。どこが自分に合っているか判断にすることが難しいですね。
さて、使い方ですが、、、「医療保険って必要でしょうか?」病気になったら確かに困ります。身体は調子悪いですし、治るか不安にもなりますからね。
でも、医療保険は病気を治してはくれません。
医療保険がなくても大丈夫な理由は、
- 国の高額療養費制度のおかげで、医療費の自己負担額に上限がある。
- 差額ベッド代は払わなくてもいい場合がある。
- 入院期間が平均して短い。
という理由があるからです。
まず、1.の国の高額療養費制度についてですが、細かく説明すると長くなりますので、詳しくは厚生労働省のホームページを見ていただきたいのですが、一般的に約9万円以上の医療費負担がある場合にはお金が戻ってきます。さらにこの高額療養費制度を直近に利用した時から、1年以内に3回以上利用すると、約5万円以上の医療費負担額が全部戻ってくるか、払わなくて済みます。
次に2.の差額ベッド代についてですが、治療に必要なため個室に入る場合、治療上必要な場合には払わなくていいことになっています。基本的には患者が希望した時に発生する費用なので、「差額ベッド代の料金の分は医療保険が必要ですよね。」という意見は少々勉強不足です。そのようなことを言う方には注意しましょう。
最後に3.の入院期間についてです。平均入院日数は約35日、がんで30日未満、病気の中では比較的に長い脳血管疾患でも約104日となっています。最近よく日帰り入院なんて話を聞きませんか?このように、重い病気でも入院期間が短いので、払った保険料分を取り返せる可能性が、非常に低いです。
このように、もし病気になったとしてもお金で困る可能性が低く、払った保険料以上の金額を受け取れる可能性も低いため、そこまで必要ではないと思っています。ただし、先進医療は高度療養費制度外でお金がかかり、保険が使えないので高いです。そのために医療保険に入るのはいいかもしれませんね。