保険を見直すメリットは?
みなさまも「保険の見直し」という言葉を聞いたりしたことがあると思います。
さて、この「保険の見直し」をすることによって、どんな得することがあるのでしょうか?
- 無駄な保険を確認し、保険料を安くすることができる。
- 保険に入った時と生活が変化している場合、今の保険のままでいいか再確認できる。
- どこの保険会社の人でも、話を聞くだけなら無料
このようなメリットがあります。一般にこのような時は、一度見直してみるにはいいタイミングだと思います。
- 子どもが生まれる(生まれた)
- 家を買う(買った)
- 仕事を退職した(転職した)
- 今の保険料の支払いがきつい(近々保険の更新がある)
ただし、保険の見直しの相談をするとデメリットがある場合もあります。それは、しつこい営業・勧誘を受ける恐れがあることです。これがイヤで見直しをしない方も多いと思います。
次に保険を見直すことで、車1台分ぐらいの効果があることをご存知でしょうか?
無料で車をあげますか?
少々過激なタイトルですが、よくこんな話を聞きます。
「親戚(友人)に頼まれて入ったから、保険を変えられないよ。」
そもそも、保険は頼まれて入るものではありません。自分の一生を大きく左右する可能性がある金融商品だからこそ。必要なものに予算の範囲内で入るのが賢い選択です。
それでも断りづらいと考える方は、このように考えてみてはいかがでしょうか?
「その親戚(友人)に車を無料であげられますか?」
なぜかといいますと、保険はとても高い買い物なのです。30歳で月1万円の保険に加入したとします。保険料を払う期間が65歳までだとすると、保険料の総支払額が420万円になります。ちょっといい車が軽く買えてしまう値段なのです。
それでもその親戚(友人)から加入するのであれば、その親戚(友人)の言いなりではなく、よそで自分に合った保険を確認したうえで、その親戚(友人)から入ることがいいと思います。皆様それぞれ事情がありますからね。どうしても断れないこともあるかと思います。だからこそ、私は友人から勧められたのだけれど、これでいいですか?といった悩みに相談に乗ります。
少しでも幸せになってほしいですからね。
では、誰に相談をすればいいのでしょうか?次の『誰に相談したらいい?』で相談相手の選び方をお伝えします。
誰に相談したら良い?
誰に相談したらいいかわからない方も多いのではないのでしょうか?
「よしはらFP事務所が一番いいですよ。」と言いたいし、私は心からお力になりたいと願っておりますが、
「そんなの自分のサイトだから当然だよね。」
と思われて、誰にも相談しなくなることが嫌なので、わたし以外で相談するならこういう人がいいですよと思う条件等をご紹介したいと思います。
安心して相談できる人の条件は次の3つです。
- 複数の保険会社の保険商品を取り扱うことができる人
- ファイナンシャルプランナーの資格でCFP®か1級FP技能士の資格を持っている人。
- 口コミで評判のいい人。
以上の3つです。
理由は次のとおりです。
- 複数の保険を見比べないと、自分に合った保険がわからない。
- FPの資格は保険業界であれば誰でも知っている資格です。この資格を持っていない人はさまざまな理由があるにせよ、勉強不足の恐れがあります。
- 実際お会いしてみないと本当のところはわからないので、口コミは大きな判断材料です。
やはり、自分にどこの保険があっているかは複数の保険を見比べてみないことにはわかりません。それに同じ会社の保険ならどこの担当者から入っても保険料は変わりません。よってしっかり見比べをしてから選ばれた方が保険料の無駄な支払いを防ぐことになります。
そして、相談相手がどのような資格を持っているかということも重要です。「業界経験が長ければ、資格なんてなくてもいいじゃないか。」というふうに言う人もいます。確かにそれも一理あります。
でも、資格を持っていれば、大切なお客様により安心感を与えることができると思えば、その努力をするのではないのでしょうか?
そして、ファイナンシャルプランナーの資格を持っている人は、皆さまに必要な保障を保険会社の観点ではなく、ファイナンシャルプランナーの観点から見ることができるので、提案内容も異なることが多いです。特に、1級FP技能士と2~3級FP技能士では、そのスキルが大きく異なる場合があります。なぜかと言いますと、試験のレベルが全く違うからです。
1級の資格を得るには、合計6科目すべてに合格する必要があり、各試験時間は2時間です。それに対して2~3級は学科だけだと2時間の試験に合格すればいいだけなので、単純計算で1級に合格するのに必要な知識の1/6で充分なのです。大事なお金について相談をするのであれば、ぜひこの資格にもこだわってみてください。
最後に私の保有資格はこのようになっています。
- 1級FP技能士(国家資格)
- CFP®(日本FP協会認定)
- 個人情報保護士
- 日商簿記検定1級
- 住宅ローンアドバイザー
- 証券外務員Ⅱ種
以上です。
なるべく毎日勉強しているFPを見つけて相談しましょう。