こんにちは。
北見で保険改善のアドバイスをしているファイナンシャルプランナーの吉原です。子供が産まれてひと段落したご夫婦から、「将来の教育資金や子供のために何か保険に入っておいた方がいいでしょうか?」というご相談を受けることがあります。そこで今回はファイナンシャルプランナーからみて、赤ちゃんや子供向けにオススメできる保険をランキング形式で公開してみました。
オススメ保険ランキング
- 優先順位1位:個人賠償責任保険
- 優先順位2位:傷害保険
- 優先順位3位:ガン保険
- 優先順位4位:医療保険
- 番外編:学資保険
1位:個人賠償責任保険
個人賠償責任保険とは?
個人賠償責任保険とは、日常生活で他人の物を壊してしまった時に、保険会社があなたの代わりに損害賠償の代金を支払ってくれる保険です。家族の中のだれか一人が契約するだけで家族全員が加入することができます。
優先順位1位の理由
小さなお子様がいる場合、旅行先やお買い物先で、うっかり商品を壊してしまったりしたときに、弁償や損害賠償をしなくてはならない時に保険会社が肩代わりしてくれるので、安心して買い物や旅行ができます。また、お子様が自転車に乗って、車を傷つけたり、人をケガさせてしまったりしたときにも、保険会社が損害賠償等を支払ってくれますので、ご加入をオススメします。
2位:傷害保険
傷害保険とは?
一般的に傷害保険とは、ケガをしたときに保険金を受け取れる保険です。保険金を受け取る条件として「急激」かつ「偶然」な「外来」によるケガの場合に保険金を受け取ることができます。
「急激」とは突然起こった場合のことをいいます。「偶然」とはわざとでなく「たまたま」起こったことをいい、「外来」とは病気ではなく、体の外部から自分の体に何かがあった時のことを言います。この3つの条件がそろうことで初めて保険金を受け取ることができます。カンタンに言いますと、いきなりケガした場合ですね。
もしこのようなことが起きた時に、契約時に設定した保険金を受け取れるということになります。
優先順位2位の理由
まず、子供の治療費というのは経済的な負担は高くありません。なので保険には入らなくてもいいというのが私の考えです。ただ子供は運動や習い事などでケガをすることが多いので、保険金を様々なタイミングで受け取れますので、ケガをしやすい習い事をしているのであれば、加入を検討してもいいと思い、この順位にしました。
3位:ガン保険
ガン保険とは?
カンタンに言いますと、ガンになって治療をするときに保険金を受け取れる保険です。入院した日数や手術をした場合に保険金を受け取れるだけでなく、ガンと診断されたときに一時金、放射線治療や抗がん剤治療をしたときに保険金を受け取れたりと、ガン治療に特化した保険です。
優先順位3位の理由
保険会社ごとにいろいろな保証内容があり、日進月歩で変わっていく保険なのですが、一度ガンになると加入することが一気に難しくなります。そのため家計に余裕があれば早期に加入しておく価値があるので、3位にしました。ただ仮にガンになったとしても治療費用が特別に高いわけでもなく、親がガンになるのと違い、働けなくなり収入が減ることもあまりないので、無理して加入しなくても大丈夫だと思います。
優先順位4位:医療保険
医療保険とは?
カンタンにご説明しますと、病気になり入院や手術を受けることで保険金を受け取れる保険です。ガン保険と同じように日進月歩で変わっていく保険なので、ご加入する時にはいろいろ調べてからご加入することをオススメします。
4位にした理由
まず、子供の医療費というのはあまりかかりません。さらに子供が病気をしたからといって親の収入は減りません。では、「すごい名医にお願いしないと治せない病気になったらどうするの?」という風に考えたとします。これに対しては、その出費に対応できる保険はありません。よって家計に余裕があれば加入すればいいぐらいだと思います。心配だから加入しておきたいというのであれば、親の保険を完璧にしたあとで余裕のあるお金のなかで考えましょう。というわけで優先順位は低いと思います。
番外編:学資保険
学資保険とは
学資保険は子供の教育資金を積み立てるときに使われる保険で、医療保険がおまけでついているタイプや積立機能があるタイプがあります。積立利率は加入時期により変わりますので、積み立てるときには事前に調べておくことがオススメします。
番外にした理由
子供が産まれてから、教育資金を積立することについては素晴らしいと思います。ただ、その積立方法は学資保険以外にも様々な方法があります。時代や保険会社の事情などで変化していきますので、今回の優先順位の中ではランク外の番外編にしました。
まとめ
今回は、赤ちゃんや子供のオススメ保険ランキングについて公開しました。個人賠償責任保険はオススメしますが、それ以外の保険については加入しなくても家計に大きな影響を与えるケースが少ないです。家計に余裕がある中で加入を検討してみてはいかがでしょうか?
実際にどうするかは、身近の信頼できる保険代理店かファイナンシャルプランナーに相談し見てくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。